お知らせ

連載 道草を踊る|1月「予想外がつくる遊び」

「道草を踊る」とは*

保育士の視点から、子どもたちの日常を切り取り、当園が大切にしている保育のカタチをお届けします。

家事や仕事の合間に、ホッと一息つきながら読んでいただければ幸いです。

*連載「道草を踊る」イントロダクションへ遷移します


1月のエピソード:予想外がつくる遊び

〜凧をつくって飛ばしたい!〜


「軽い方が飛ぶんじゃない?」 

凧をつくって飛ばしたい!という話し合いの中、そんな意見が出てきました。


「軽いものって何がある?」

「大きい凧は重くなっちゃう?」

「重いと本当に飛ばないの?」


多様なアイデアと「問い」が、子どもたちから出てきます。

ビニール、布、ラップ、段ボールなど、様々な素材を用いて、凧をつくりました。

重さも大きさもバラバラ。


どれが一番飛ぶのでしょうか!


子どもたちの予想と結果


  • ダンボールの凧

予想:重くて飛ばなそう

結果:飛ばないし、重くて体が疲れる

  • ラップの凧

予想:よく飛びそう、飛んだら面白い

結果:飛ぶけど、すぐ破れる。すぐ壊れる。

  • 大きい布の凧

予想:大きくて重くて、飛ばなそう

結果:めっちゃ飛んだ!

保育士が子どもたちとの話し合いに使用するために、子どもたちの言葉を可視化した資料


「どうしてだろう?」から始まる探究

「重いから飛ばないはず」という予想に反して、大きな凧が一番飛びました。

子どもたちは「予想」と「結果」を照らし合わせ、「なぜそうなのか?」「どうしてだろう?」を考え始めました。


「飛んでる凧を見た時に、真ん中がボコって、曲がってたの」

「あのボコっとした所には、風が集まって入ってて、だから飛ぶんじゃない?」

「大きい方が風がいっぱい集まって、だから飛ぶんだよ」


子どもたちは「風圧」や「揚力」という言葉は知りません。

それでも、自分の目で見て、体験したことによって、「どうして飛ぶのか」じっくり考えることができるのです。



おわりに

私たちフレーベル西が丘みらい園では、乳幼児期の学びは、遊びの中にあると考えています。

これからも体験を通した学びと、そこから生まれる思考のプロセスを大切に見守っていきます。

次回の配信もお楽しみに!